2006年7月 3日 (月)

幸せを栽培する方法

Siawase

トニー・ラズロ
「トニー流幸せを栽培する方法」
です。

トニーさんは、小栗左多里さんの漫画本に登場する人で、
この本は1年ほど前に買ったのですが、最近読み直したので載せました。

私は、
「今、幸せですか?」
と聞かれたら、
「幸せです」
と即答するでしょう。

聞いた話によると、日本人は自分を幸せだと思っている人が他国の人に比べると格段に少ないらしいです。

私は少数派みたいです。

日本人ってネガティブな人多いですよね。
幸せ自慢より不幸せ自慢の方が多いですし。

人それぞれ、幸せの理想像や、夢があると思いますが、
幸せっていうのはそんな大それたものでもないと思います。

おかしを食べているとき、お風呂に入っているときが自分なりの小さな幸せ
と表現していることも聞きますね。

そんな幸せを持っている人はそれだけで幸せだし、
それを聞いてほのぼのしている自分も幸せ。
そして、そんなことをこんなところに書いて、
何かを語ろうとしていることも幸せ。

まぁ結局は幸せだなぁってことです。


でも、そうやって考えられることは、それだけですごい財産だと思っています。

「幸せを栽培する方法」にトニーの妻である小栗左多里さんのこんな言葉が載っていました。

「理想を持つのっていいことだと思う。でもそれにとらわれすぎると、今の自分に足りないものばかりを探してしまい、マイナスに考えてしまう気がする。」

そうですよね。
天気がいいからプラス。ごはんがおいしいからプラス。
そんなことでも、大切なことだと思います。

この本でこんな言葉も載っていました。
「人間万事、塞翁が馬」 准南子

これは中国の成語で、
「幸不幸は見極めることが出来ない。だから、過剰に落ち込んだり、喜んだりしないようにしよう。」
ということです。

この成語にまつわるストーリーを読むと、
私も知らないうちに実践していたものでした。

たとえば、1万円で買いたいものがあり、それを買いに行こうとしたら、財布を落として、結局買い物に行かなかったとき、1万円を落としたことは不幸ですよね。
でも、ひょっとして、財布を落とさないでそのまま買い物に行っていたら、車にひかれていたかもしれない。となると、財布を落としたことは、結果的にいいことだった。というものです。
本来はもっと違う、長い話なのですが。。

結局はその物事はいいことか悪いことかわからないということです。
これを読んだとき、自分も知らないうちにこうやって頭の中で実践していたことに気づきました。

ネガティブよりはずっといいことですよね。


たくさん語りました。
本当はもっと語ることがたくさんあるんですが、まだまだ語る機会はありますし。

最後に、この本に載っていた、私が興味を持った言葉を載せてみます。

たくさん載せましたが、これでもだいぶ厳選しました。

『黄金の中庸を』 古代ギリシャの思想
過度と不足の両極端を避け、ちょうどいいを目指せということ。つまり、何事もほどほどに。しかし、トニーに言わせると、ほどほどにするのもほどほどにするべきらしい。

『「働きたいな」という気分になったら、しばらく寝てみよう。きっと働く気が無くなるだろう』 ロシア語の諺

『道を知っていても人に訊こう』 韓国語の諺

『指で月を指したのに、あなたには私の指先しか見えていない』 スクマ語の諺

『背負っている荷物が割れたとき、肩を休めることが出来る』 チュイ語の諺

『信用せよ。でも人をよく見極めた上で。』 ラテン語の諺

『正直に人に接したとき、騙されることがある。それでも、正直に人に接しなさい。』 マザー・テレサ

『できる人はやりたくないと言う。したい人はできないと言う。やり方がわかる人はやらないと言う。ものごとをやるのは、結局やり方がわからない人になるのだ。このように、世の中が悪い方向に向かっていってしまう。』 イタリア語の諺

『自分の道徳観に邪魔されずに、正しいことをしろ』 アシモフ

『「したいことが」見つかった人は、それだけですでに幸せなのではないだろうか』 小栗左多里

『平和そうに暮らしている二人の人がいれば、そのうちの一人はきっといい人なんだろう』 カビル語の諺

『自分が他人からしてほしいことは決して他人にするな。趣味が違うかもしれないから』 ジョージ・バーナード・ショー

『後を歩くな、私が導くとは限らない。前を歩くな、私が従うとは限らない。真横に付いて、一緒に歩こう』 ウト語の諺

『この本は、「芽の章、樹の章、実の章」と三部構成になっている。お気づきのように、「種の章」がない。それにはわけがある。生まれたとき、あるいはそれより前から、僕たちにはすでに「芽」が出来ている。両親や先祖が、幸せを種からすでに発芽させてくれているからだ。そのお陰で僕たちは、これからまさに空に伸びようとしている立派な芽を自分のものとして受け取って、育っていけばいい。幸せな話だろう?』
トニー・ラズロ

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2005年12月21日 (水)

東京タワー

たったさっき読み終えました。

リリーさん大好きなので、発売してすぐ読みたかったんですけど、地元に帰る新幹線で読むためにとっておいたのですが、本屋をぶらついてたらつい買ってしまい・・・

東京タワーの感想はmixiの日記にも書いたんですけど、まだ感動がさめないようなのでこっちの方にも書きます。

あっちの日記では内容に触れてないんでこっちでは触れようかな(これから読む人は続き読まないでくらはい)

序盤子供時代の話で、私のブラウン管から感じ取っていたリリーさんの子供時代とはとても思えませんでした。いつからあれだけ下ネタに走ったのだろう・・・

お母さんが住む場所に困っていたとき、リリーさんは「東京に来て一緒に住もう」と言っていましたが、私が同じ立場ならそんな事言えるかどうか・・・
正直負けたような気持ちです・・・
でも今日以降の私なら言える気がします!

リリーさんが東京に出てきてから、お金がないはずの母親から仕送りをもらい、迷惑ばかりかけている感じがしましたが、お母さんが東京に来てからの話を読んでいる限り、それ以上に十分親孝行をしていました。
お金で迷惑をかけないでも、リリーさんほど親孝行をしていない人間がどれだけいるかと考えると、俺もこのままじゃいけないなぁ・・・

実は母親が東京に来て一緒に住んでいる話は『美女と野球』でも書いているんですが、そのときは、<遊びに来たと思ったらそのまま住み着きやがった。クール宅急便で送り返すのも失敗し・・・>って書いてましたが、こんないい流れだったのに『美女~』ではおもしろおかしくかけるリリーさんがすごいです
泣きながら『美女~』を読み返して笑ってしまいました

お母さんが余命2,3ヶ月という状況でも新しくお母さんと住む場所を探し、料理が上手で大好きなお母さんが喜ぶように大きな台所の家を探し、「早く新しいとこ住みたいね」と言っていたリリーさんがとてもけなげで、涙が止まりませんでした。
とゆーより思い出しながらこれを書いている今でも泣きそうです(ノ△・。)

お母さんのことは、1つ1つ丁寧に書いているのに対して、お父さんのことはあっさり書いているのが印象的でした。それでも、両親ともに大事にしていることが伝わってきます。
お父さんは無口な印象でしたが、お母さんの死後の様子からいくと、言葉にも態度にも表さなかったけど、ずっとお母さんやリリーさんのこと思っていたんじゃないかなぁ・・・
リリーさん、お母さん、お父さん、それぞれが別の考え、行動なのに、それでも家族3人が繋がっていて、とてもあたたかい気持ちになる本でした。

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